生長の家では、“神・自然・人間は本来一体なり”と説いています。そして、その「本当の世界」を現実の中に表現するために、「コトバの力」を使ってさまざまな活動を行なっています。コトバの力とは、心で思い、体を使い、言葉を口に出すことです。

そのために、立教以来、物事の光明面のみを語り、思い出し、表現する「日時計主義」※1の生き方をお勧めしています。俳句は、日本古来の伝統にもとづいた文学の一分野ですが、この日時計主義を実践する方法の一つでもあります。

俳句の世界で日本人は、人間も含む自然界の小さな変化、自然に根ざした生活の変化を敏感に感じ取り、「季語」にまとめてきました。この季語に親しむことで、自然との距離が今まで以上に近づくことは間違いありません。季語を使い、自分の生活や周囲で見つけた小さな喜びを五・七・五でぜひ表現してみてください。神さまの創った“真・善・美”を、ありありと感じられるようになるはずです。

この機会に句作にチャレンジして、「神・自然・人間は一体」の実感を得、日本文化と日本語の多様性を身につけるのはいかがでしょうか。みなさまの投句をお待ちしています。

本ページにご投稿いただいた俳句の一部を、生長の家の月刊誌『いのちの環』の俳壇コーナーを担当する櫂未知子氏によるアドバイスや添削を加えて紹介します。

※1 日時計主義とは、嬉しかったことや楽しかったこと、感動したことや感謝の気持ちなど、人生の光明面に注目する生き方のことです。

選者 櫂 未知子

櫂 未知子かい・みちこ。 昭和35年北海道生まれ。平成16年『季語の底力』により第18回俳人協会評論新人賞受賞。同25年「群青」創刊、共同代表をつとめる。同30年、句集『カムイ』により第57回俳人協会賞・小野市詩歌文学賞受賞。

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募集中の兼題は「年忘」「初日の出」です
みなさまの俳句を募集します


2024年12月の兼題「年忘」「初日の出」の俳句を募集します。入力欄に合計6句以内でご投稿ください。俳号(掲載名)は自由です。※投句は6句までできますが、自選も学習の一つになります。ご自身で作られた俳句を見直し、投句する句を絞ってみてください。

締切:2024年12月31日
選、講評:2025年2月下旬予定

兼題(けんだい)とは:
あらかじめ出される俳句の題のことです。兼題には季語を用いる場合のほか、特定の場所で詠んだ句や祝い事で詠む句など様々な出題があります。当コーナーでは選者が選んだ季語を兼題にしています。

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投句の前にお読みください

俳号について
俳号を用いる方は該当欄にご入力ください。その際、俳号のフリガナは必ず入力し、できるだけ名字もつけてください。

俳句について

  1. 未発表句に限ります。添削後など修正された句の投句はできません。
  2. 俳句は1行で全角又は半角スペースを入れたり句読点を打ったりせずに入力してください。
  3. 投稿作品や俳号が公序良俗に違反する場合、予告なく無効とさせていただきます。
  4. 著しい類似作品、盗作であると当法人が判断した場合には、講評後であっても無効とさせていただきます。また、講評後に盗作等による係争が発生した場合、その責任は投稿者本人が負うものとし、当法人は責任を負いません。

一度の投句で6句に満たない場合は、複数回に分けての投稿を認めます。この場合、重複した投句を行わず、俳号やメールアドレスを変更しないようお願いします。また合計が7句以上になった場合は、特に申し出がない限り、最初の投句から起算して7句目以降を無効とさせていただきます。

担当:広報・クロスメディア部

    兼題

    募集中の兼題は「夏休」「夕立」です。

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    よくある作句ミスはこちら

    季重(きがさ)なり
    季重なりとは、1つの俳句の中に2つ以上の季語が存在することを言います。複数の季語で俳句を成立させるのは、上級者クラスの至難のワザです。一句一季語で作りましょう。歳時記の購読もお勧めします。

    季語がない、季語が違う
    当コーナーでは兼題として季語を出題しています。出題のいずれかの季語を一句の中に詠み込むのが原則です。兼題の季語を確認しましょう。

    一字あけ
    俳句は、一字あけたり句読点を打ったりしません。作品を確認しましょう。

    切字(きれじ)の同居
    「や」「かな」「けり」。この三つは、よく用いられる切字ですが、一句の中で使うのは一つ(一回)だけにしましょう。

     

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